サロン・ドートンヌ展とは1903年にアンリ・マティスらの参加によって産声を上げたフランスの美術展覧会です。
設立の裏には、当時大変に保守的だと考えられていたフランスのサロンへの反抗があったと言われています。
モディリアーニ、セザンヌやピカソなど数々の歴代の作家達が活躍してきていて、近代美術史上に大きな実績を残したサロンで、フォーヴィスムが誕生した展覧会として知られています。
レオナール・フジタやヒロ・ヤマガタなどの実力派日本人作家達も登竜門として数多く挑戦してきています。
前衛作品から具象作品や写実作品まであらゆる傾向の作品を受け入れると同時に、現在に於いても新しいアートの形を探求しつづけています。ここチュニジアでもサロン・ドートンヌ展が開催されていたので、私も行ってきました。
場所はチュニス市立美術館。チュニスの旧市街、メディナの中にあるスペースで、もとは宮殿だった建物。
ここではたびたび展覧会が催されていて私もお気に入りの場所なのでちょくちょく足を運んではチェックしています。
チュニスではこうしたアート的な活動がわりと盛んに行われています。
設立の裏には、当時大変に保守的だと考えられていたフランスのサロンへの反抗があったと言われています。
モディリアーニ、セザンヌやピカソなど数々の歴代の作家達が活躍してきていて、近代美術史上に大きな実績を残したサロンで、フォーヴィスムが誕生した展覧会として知られています。
レオナール・フジタやヒロ・ヤマガタなどの実力派日本人作家達も登竜門として数多く挑戦してきています。
前衛作品から具象作品や写実作品まであらゆる傾向の作品を受け入れると同時に、現在に於いても新しいアートの形を探求しつづけています。ここチュニジアでもサロン・ドートンヌ展が開催されていたので、私も行ってきました。
場所はチュニス市立美術館。チュニスの旧市街、メディナの中にあるスペースで、もとは宮殿だった建物。
ここではたびたび展覧会が催されていて私もお気に入りの場所なのでちょくちょく足を運んではチェックしています。
チュニスではこうしたアート的な活動がわりと盛んに行われています。
以前素敵なお友達に、この作品の主であるアーティストのベイカーさんのアトリエにも連れて行ってもらいました。リトグラフィーをちぎり絵のような手法でコラージュしたりして彼の作品は仕上がっていきます。らくだや魚、葉っぱなど自然がモチーフの作品は彼のあたたかい人柄がにじみ出ていて本当に素敵。アトリエは郊外で緑や動物に囲まれた素敵な環境で、創作活動をするのに最適で素敵な空間でした。彼はチュニジアの芸術教会の会員でもあり、国も彼の作品を買い取っていたり、彼の作品のファンであるお友達によると、南部にある有名な四つ星ホテルにも彼の作品が飾られているそうです。
絵画だけでなくこのような彫刻や立体的なアート作品も展示されていて楽しいです。
サロン・ドートンヌとは日本語では“秋の展覧会”の意味で、本部フランスでは毎年秋にパリ市内にて開催されていますが、今年チュニジアでは5月に開催されていました。多くのサロンが衰退する中、現在も企業スポンサーを得て、単独での大会場開催を成し遂げている、個人アーティストの応募に応える数少ない国際サロンのひとつ。近年の日本人入選者は全体の約5%程度となっているそうです。
日本国内にも応募手続きをサポートしてくれる窓口的な存在の企業が存在していて、誰でも挑戦することができますよ。
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