L'aid☆ラ・イード

先月１０月４日はラ・イードと呼ばれているイスラム教の祝日である犠牲祭でした。アブラハムが息子のイシュマエルを神への犠牲として捧げたことを世界的に記念する日だそうです。

この日は世界中のムスリムによるサウジアラビアのメッカへの毎年恒例の巡礼においてアラファト山を降りる翌日にあたり、巡礼に参加していないムスリムも動物を一匹生け贄として捧げ、この日を祝います。
私も今年で3回目のイードを経験しました。毎年チュニジアの家族である大家さん一家と一緒に祝っています。
写真は今年の生け贄の羊ですがとっても綺麗な子でした。
毎年羊を捌くのは大家のパパの息子のサドックが担当。こうやって伝統を受け継いで羊を捌くことができる若者はどんどん減っています。
なので、お肉屋さんに依頼して捌いてもらう家庭も少なくないようです。

今年は屋上のテラスが出来上がったので、屋上でバーベキューをしました。

犠牲祭の朝に羊を捌き、フレッシュなものをランチでバーベキューにしていただきます。
実はお肉、特に羊が苦手な私ですがいつも一口だけいただきます。
ですが、捌きたてのバーベキューはとってもフレッシュで美味しいです。
バーベキューだけでなく、いつもママのお手製のチュニジア料理もいただきます。大好きなサラダ・メシュイーヤもいつもママが作ってくれています。

私はデザートにガトー・ショコラを焼きました。
親戚も集まって皆で楽しくパーティです♪

チュニジアでは音楽とダンスは常につきもの。

この日ももちろんアラビア音楽をかけ、皆でオリエンタルダンスやダンス・チュニジアンを踊りました。私ももちろん参加☆
音楽があれば踊らずにはいられないチュニジア人たち。
本当に人生を楽しむ天才だなぁと思います。