2015年2月22日日曜日

Guellala☆ゲララ焼き

ジェルバ島は古代地中海海域に伝わった陶器の技術が早くから定着したといわれ、チュニジアで最も古い生産地だそう。島の南側に位置するゲララは陶器の町として有名です。大別するとここでは3タイプの焼き物が作られていて、素焼きの壷、大壷、そして釉薬を使った皿、器などの類。素焼きの壷類は主に水汲みや保存に使われてきたもので、素焼きの特徴である水分のしみ込みと蒸発によって中の水温を低くおさえることができるそう。チュニジア人の友達の中にはこの素焼きの壷で保存した水の味が大好きだという子もいたりします。私も試してみましたが土臭くてダメでした(笑)
同じく素焼きの大壺類は主に食料の保存用だそう。
口が大きく把手が4つ付いたものは穀類、セモリナ粉(クスクスの材料)を、首が細く把手が2つ付いたものはオリーブオイルなどを、それぞれ入れるのに使われてきたそう。
ベルベルの民家では今でもこれらの壷が台所、穀物倉庫などに大切な道具として並べられているんです。

このように作業工程を見学できるショップもあって、ちょっとした体験もさせてもらえたりします。
チュニジアには他にもナブール、マハディア、タパルカ、アインドラハム、ケロアン、ガフサ、スファックス、ガベスが代表的な陶器の町です。
その他に是非一度訪れてみたいと思っている村、セジュナンの焼き物はとっても素朴でぽってりしていてプリミティブなんです。後日紹介したいと思っているのでお楽しみに☆

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