2015年5月5日火曜日

Harkous☆ハルクース

チュニジアではハルクースで写真のように手、足、背中、腕、肩などの体に模様をペイントする伝統があります。
ハルクースはヘナやクローブ、没食子というインクの原料になるものや鉄から作られます。天然の染料のタトゥーといったところです。
本物のハルクースならだいたい2〜3週間はもちますが、よく観光地などで高い値段で観光客にふっかけるハルクースは薄めていたりするのか、原料が違うのか次の日には薄くなってしまって2〜3日で消えてしまうので要注意です。
ハルクースは普通お店で売られるものではなく、女性達が伝統的な方法で手作りするのが正統派なようです。チュニスのメディナなどに売っていたりしますが品質はどうなのかはよくわかりません。
でも手っ取り早いので若い子たちはそれを買って手軽にハルクースを楽しんでいるみたいです。
ハルクースはもともとは、結婚式参列の身だしなみにヘナを施してからその上から行ったり、割礼式の時に主役の男の子もヘナとハルクースを行うそうです。

これはお友達に市販のハルクースで名前をアラビア語で描いてもらった時の写真☆
夏場はサンダルに素足なのでこのように足にハルクースを描いてもらうのも素敵です。
これくらいのものなら相場はだいたい5ディナール(300円)くらい。
でも有名な観光地だと6倍の30ディナールでふっかけてきたりするので要注意です。
一番いいのは現地の人の知り合いに頼むのが安心ですが観光客だとそうもいかないので相場の5ディナールでやってもらうように交渉してくださいね。

2015年5月2日土曜日

Timbaine☆Camp Mars☆サハラ砂漠

チュニジアでサハラ砂漠に行くならティンバインが断然おすすめです。
ただし、砂漠の入り口の町ドゥーズから四駆で途中休憩を入れながら4時間もかかるので、大変なのですが。。。しかも最後の1時間弱は砂丘をよっこらよっこら走るのでとってもハードです。
簡単にサハラへ行こうと思ったらクサール・ギレンのオアシスにあるテント・ホテルに泊まるのもありですが、砂漠を満喫したいなら是非ティンバインへ行ってみてください☆
道中ラッキーだったら写真のようなキャラバン隊に遭遇できますよ〜
ティンバインでの宿泊はキャンプ・マルスというテントホテルです。
砂漠の真ん中にテントが設置されていて、もちろん電気もガスも水道もありませんが夜の満天の星空は本当に素晴らしいです。
キャンプ・マルスのテントの中はこんな感じ。
3月中旬に宿泊しましたが、朝晩の寒暖差はすごいので、夜は毛布をもらってかけないと寒くて眠れません。昼間は夏です!暑いです!
お手洗いはもちろん水洗ではないので、用を足したらオガクズをかけるオーガニック・トイレ。これが臭わないので不思議です。さすが自然の力。

ここは夜にたき火を囲んでくつろぐスペース。

歩いて砂丘に登ります☆
 砂漠の稜線が素敵!
 砂丘の稜線に座って夕日を眺めます。

本当に美しい!



手ごねのアラブ・パンです。
なんとこのアラブ・パンは直にたき火に入れて焼きます。もちもちでとっても美味しいんですが、砂がまじっててじゃりじゃり感も満載(笑)
このテントで食事します。
スープからデザートまでのフルコースでした☆

フンコロガシ!!!

キャンプ・マルスに宿泊するなら飲み水用だけでなく、洗顔用にペットボトルを多めに持って行くことと、冬の間2月いっぱいくらいまでならホカロンや防寒対策もバッチリすること、そしてテント内にローソクは置いてありますが懐中電灯も人数分持って行くことをお勧めします。できれば頭に付ける懐中電灯だとバッチリですね。

Camp Mars

2015年4月22日水曜日

Djerba hood☆ストリート・アート


チュニジアのジェルバ島のErriadh(アリアダ)という小さな町。
そこでは、世界30カ国から集まった150人のアーティストたちの壁画を誰でも楽しむことができます。
町を散策しながら壁画を発見する感動は美術館で絵画を鑑賞するのとはまた全然違った楽しさです。
壁画ですから、もちろん無料でこのアートを鑑賞することができます。
LILIWENN-France(フランス)
この町には実は以前紹介したお気に入りのホテル、Dar Bibine とDar Dhiafa があるんです。
ダール・ビベンのオーナー夫妻はこのプロジェクトの中心をになっているそう。
聞くところによると、仕掛人はパリに住むフランコ・チュニジアンだそうで、ここに壁画を残したアーティスト達は無料でこの壁画たちを描いたそうです。
この壁画を見に集まって来る観光客が増えたことによって、結果的に開発としても成功しているというからすごいですね。
NESPOON-Pologne(ポーランド)
HYURO-Espagne(スペイン)
これ結構好きです☆

SETH-France(フランス)
SANER-Mexique(メキシコ)

ジェルバでは典型的な天井にある空調としての丸み。
それを生かした壁画、素敵です。
BRUSK-France(フランス)

NILKO-France(フランス)

Sebastian Velasco-Espagne(スペイン)
残念ながら色落ちしてしまって絵が薄れてきています。もったいない!




Mario Belem-Portugal (ポルトガル)

DABRO-Tunisie (チュニジア)

すごい躍動感!
CURIOT-Mexique(メキシコ)


INKMAN-Tunisie(チュニジア)


WISIGN-Tunisie(チュニジア)

Djerba hood